どうも、だいちゃん(∀)(@syusoretujitu)です!
うつ病とは心の風邪のようなものと言われ、誰もがなる可能性があります。
症状が改善した時は、早く他の人と同じように働きたいと仕事への意欲も出てきますが、うつ病はデリケートな病であり、職場環境によっては病気が再発する恐れもあります。
今回この記事ではうつ病を抱える人が就職を目指す際、どのような方法で仕事を探していけば良いのかを解説していきます。
うつ病患者が障害者雇用枠で就職先を探す際に注意したい事

うつ病は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々に症状が改善されていく病気です。
長く療養生活が続くと経済状況も厳しくなり、早く仕事をしなければと気持ちが焦ってくるかもしれません。
しかしうつ病が厄介なのは、一見症状が良くなったように見えても、実はすぐに再発するリスクがあるという点です。
そもそもうつ病は、ストレスによって脳や神経伝達物質のバランスが乱れてしまう事が原因と考えられており、なかなか仕事が見つけられない焦りや、自分に合わない職場に就職する事が再発の引き金になるかもしれません。
そのため、まずはストレスに強くなるよう自分の体調を万全に整えておく事が大切です。
昼夜逆転生活になって生活リズムが乱れている場合は就寝と起床時間を整え、ウォーキングやジョギングなど軽い運動で最低限の体力をつけておきます。
また就職活動する前に、必ず主治医にも相談しておかなければいけません。
自分では完治したと思っていても、専門医からするとまだ療養が必要と診断するケースもあります。
主治医から就職活動をしても問題なしとお墨付きを得られると安心感も持て、就職活動にも集中出来るようになります。

自己判断で勝手に治ったと判断してはダメだね……。
障害者雇用枠で就職先を探す際、うつ病を公開すべきか秘密にすべきか

体調が万全になれば、いよいよ仕事探しのスタートです。ここで多く人が悩むのが、うつ病である事を開示すべきか秘密にすべきかという点です。
これは人によって考え方も違い、それぞれにメリットデメリットがあるため、どちらにすべきかの正解はありません。
例えばうつ病を隠して仕事を探す場合は、選べる仕事の幅が広がります。
うつ病は社会的に認知されましたが、障害に対して理解の無い企業が多いのも否めず、障害者雇用枠を設けていない所であれば、どれだけ熱意を持って働きたいとアピールしても、うつ病を抱えている人の採用を見送る可能性が高いです。
つまり自分の興味がある分野で働きたい、給料や昇進の妥協をしたくないと考えるなら、うつ病の事は隠して仕事を探した方が良いかもしれません。
実際、仕事内容が特性に合っている場合は無理をせずとも成果を発揮できるため、一般雇用での就職を目指す人が多いです。
一方、うつ病をオープンにして仕事を探した場合は、障害者という前提で入社しているため、業務内容や勤務日数、休日などにおいて一定の配慮をして貰えます。
自分の病気を隠す必要が無いので体調が悪い時は休みを取る事ができ、堂々と通院や服薬の継続も出来ます。
仕事を探すにあたって、様々な助成金や優遇サービスが受けられるのもメリットと言えます。
逆にそれぞれのデメリットとなるのが、クローズにする場合は、ひたすら病気を隠し続けなければならない、助成金や優遇サービスが受けられない、障害者雇用枠の求人に応募できない事で、オープンにした場合は選べる仕事の幅が狭くなる、一般雇用より給料が安くなるといった点が挙げられます。
うつ病を秘密にして仕事を探す
うつ病であった事を人に知られたくない、また障害者手帳を持つことに抵抗がある人は少なくありません。
既に病気は完治しており、不安に感じる部分が何も無ければ、うつ病であるとわざわざ開示する必要もありません。
ただし内定のみの社会復帰がゴールではなく、入社後も働き続ける事が重要です。
入社した事に満足し、1年も満たない内に辞めてしまうようなら就職した意味がありません。
働き始めると様々な困難が待ち受けていると予想出来ますが、病気の事は誰にも相談できず一人で解決していかなければなりません。
うつ病をクローズにしての就職を考えるなら、それ相応の覚悟が必要で、体力や集中力、コミュニケーション能力、そしてストレス耐性がある程度のレベルまで回復していることが必須となります。
一般雇用で仕事を探す場合は、職種や働き方を自由に選べるのがメリットとなります。
療養生活が長い人ほど、遅れを取り戻すためにもフルに働きたいと考えるところですが、最初から張り切って仕事を詰め込み過ぎると、キャパオーバーになってしまう恐れがあります。
うつ病はストレスが大敵であり、業務量が多かったり、人間関係が難しい職場では、入社してすぐに体調を崩してしまうかもしれません。
安定して長く働き続けるためにも、給与や待遇面より職場環境、労働環境に注目して仕事を探した方が賢明です。
そして障害者手帳無しでも受けられる支援サービスもあります。
就労移行支援事業所は、利用者の特性に合わせて個別支援計画をたて、仕事やメンタル面での相談、仕事で必要となるマナー講習やパソコン講習、コミュニケーションの訓練、仕事の紹介など多方面からサポートしてくれます。
就職支援はもちろん、入社後のアフターフォローまで受けられるので、仕事の定着率も高められるかもしれません。
困った時に相談出来る相手がいるのは心強く、効率良く自分に合った職場を探せるのは大きなメリットと言えます。
うつ病を開示して仕事を探す
うつ病をオープンにすると障害者雇用枠での就労が可能ですが、一般雇用より選べる仕事に制限があり、キャリアアップや給料面なども限定的となります。
また自分自身が障害者として受容できるかも大きなポイントです。
何かとデメリットとなる部分もありますが、周りのサポートを受けながらゆっくりと自分のペースで働きたいと考えるなら、うつ病を開示して仕事を探した方が肉体的にも精神的にも負担の少ない職場に就職出来る可能性が高まります。
ちなみに障害者雇用枠の求人に応募するには、障害者手帳を取得しておかなければいけません。
うつ病の場合は精神障害者保健福祉手帳になり、症状によって1級から3級まで等級が分かれます。
障害者雇用枠で就職するメリットは、職場の人からの理解も得やすいという点です。
仕事内容や働き方なども配慮を受け、自分がやりやすいように働けるため、仕事が長続きする可能性も高まります。
またオープン就労は余計な不安感を減らせます。
本当の自分の姿をひた隠しにするのは精神的に負担がかかるもので、いつ再発するかわからない不安感に常に苛まれます。
もしかすると、病気を周りに隠すこと自体が大きなストレスとなるかもしれません。
自分の病歴を周りに知られるのは少し勇気がいりますが、最初からオープンにしておけば、症状が悪化してもすぐに周りに相談出来ます。
心配や不安感がなく、ゆったりとした気持ちで働ける環境はうつ病再発のリスクも抑えられるのです。

なるべくなら開示した状態で働ける方が、長く働きやすいと思うよ。
最後に 障害者雇用枠でうつ病患者が就職して仕事をする為に

真面目な人ほど人から遅れる事を嫌がりますが、一度治った病気が再発すると、再び振り出しに戻ってしまいます。
焦りは禁物で、まずはしっかり病気を治して就職活動に臨む事が大切です。
そして一般雇用枠と障害者雇用枠、どちらの枠で就職するにしても、無理をし続けるとうつ病再発のリスクが高まるため、定期的に医師によるカウンセリングを受ける、計画的に休みを取って疲労を溜めない、生活リズムが乱れないように注意するなどして、自分自身で体を守っていく必要があります。
また気軽に相談できる相手を見つけておくのも良いかもしれません。
医師以外に何でも話せる相手がいれば、些細な事も愚痴として吐き出せ、日頃のストレスも軽減されます。ストレスなくゆったりと働くことが、仕事を長続きさせるコツでもあるのです。

無理せず、働ける状態になってから就職活動を行い、働こうね!
という訳で今回は、「うつ病患者は障害者雇用枠で働くべきか」という内容でした!
じゃあね!!
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