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障害者

障害者と健常者を対等に扱うのと同じことをさせるのは違う

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車椅子

どうも、だいちゃん(∀)(@syusoretujitu)です!

「障害者と健常者を対等に扱う」

よく議論されている事柄です。

小中学校の道徳の授業などでも「障害者を可哀想と言わないで」「障害者と健常者は対等です」、など、どちらも障害者を実際に学校に呼んで道徳を行う際に障害者が生徒たちに向けて発する言葉です。

では、障害者と健常者を対等に扱う、とはどういうことなのでしょうか。

この「障害者と健常者を対等に扱う」ということについての私の意見を書いていきたいと思います。

障害者と健常者を対等に扱うのと同じことをさせるのは違う

よく、障害者と健常者を対等に扱うということに対して、一部の障害者の方が

「健常者と同じように扱ってほしい。なるべく手伝わないで欲しい。」

とおっしゃることがあります。

これも一つの障害者の形だとは思います。が、障害者も一人一人によって特性が違います。

  • 健常者と同じように扱ってほしい(なるべく手伝わないで欲しい)
  • なるべく手伝えることは手伝って欲しい
  • 手伝う手伝わない以前に、まず自分のこと(障害のことを含めて)理解して欲しい

様々な考え方の障害者がいるのです。

健常者と同じように扱ってほしい障害者に対して、何でもかんでも手伝おうとするときっとその障害者の怒りをかうことでしょう。

でも、なるべく手伝えることは手伝ってほしい障害者に対して、なるべく手伝わないようにすると、それはそれで怒りをかうことでしょう。

だから、

障害者・健常者ということ以前に、

「その人を理解する」

ことが大切になってくるのです。

「健常者と同じように扱ってほしい。なるべく手伝わないで欲しい。」

という声が大きくなってしまうと、

「手伝えることはなるべく手伝ってほしい」

という障害者に対しても健常者の方々は、ああ障害者に対して何かを手伝おうとすることは良くないことなんだな、と思うようになってくるでしょう。

するとこういったことが起きてしまいます。

「障害者と健常者に同じことをさせる」

でもね、これってハッキリいって障害者差別に繋がりかねないんですよ。

障害者雇用などでも起きる「障害者と健常者に同じことをさせる」

仕事においても、健常者と全く同じ仕事を行えるから障害者であろうと健常者と全く同じ仕事をさせて欲しい、という障害者はいます。

そういった障害者に対して、障害者だからといって簡単な仕事しかさせないのは差別でしょう。

でもね、例えば男女平等といっても様々な意味で力の強い男性は女性に対して配慮しないといけないのと同じで、健常者と同じ仕事が出来るからといって全く配慮をしなくて良いわけではありません。

公衆トイレで男女、同じトイレを使うのなんて無理ですよね? それと同じです。

健常者と同じ仕事をさせて欲しい、なるべく手伝わないでほしい、と考えている障害者ですらそうなのです。

では、なるべく手伝えることは手伝って欲しい。配慮してほしい、と考えている障害者に関してはどうなのでしょうか。

現代社会において、まだまだ健常者と障害者が触れ合う機会は多くはありません。

「健常者と同じように扱ってほしい。なるべく手伝わないで欲しい。」

この声しか聞いたことの無い健常者からしたら、きっと障害者を手伝うことは良くないこと。障害者を手伝うことのほうが差別に繋がる。

そう思うことでしょう。それは普通のことです。

ですが、この声しか聞いたことの無い健常者が、配慮が必要な手伝えることはなるべく手伝ってほしい障害者が、

「配慮が必要な手伝えることはなるべく手伝ってほしい。」

と訴えると、ああこの障害者は甘えているだけなんだな、と感違いするようになってしまいます。

そして、配慮が必要な障害者に対してこのようなことを言い出します。

「障害者でも健常者と同じように生活している人は沢山いるのだから、それは甘えだよ。」

と。

挙句の果てに、配慮が必要な障害者に対して、主に職場などで配慮無しで健常者と同じ仕事を障害者にさせようとします。出来ないと「甘え」というレッテルを貼ります。

そして、言われた仕事がこなせないと、

「この仕事はあなたには向いていないから、あなたにあった仕事を探そうね。」

といい、障害者はクビになってしまいます。

配慮があればこなせたかもしれない仕事を、配慮無しで行わせて出来なければクビ。これぞ、障害者差別の最もたるものでしょう。

障害者差別を行っているのは頭のおかしな人だけではない

障害者差別って、決して差別主義者などの頭のおかしな人達だけが行っているわけではないのです。

障害者差別の多くは、

「普通の一般人。健常者。」

です。

私自身、職場、所属していた劇団、様々な場所で差別を受けてきました。見た目には重度と分からない障害だから尚更、そういった差別を受けやすいのです。

でも皆さん、別に差別主義者でも何でもない、「普通の方々」なんですよね。

別に仕事や演劇以外のプライベートでは普通に接してくれます。良い人達です。でも、何かしらの利害が絡むとどうしても意図せず差別をしてしまうのです。

私自身、手足は動くので別に手伝ってほしいことは無いのですが、当時は重度の貧血だったり体力がなかったり高血圧で頭痛がしたりと、「見た目には分からない症状」に苦しまされていたので、そういう部分に配慮をしていただきたかったものです。

ちゃんと伝えたのですが、偶然にもこの記事に書いたようにそこの職場も劇団も、

「健常者と同じように扱ってほしい。なるべく手伝わないで欲しい。」

というタイプの障害者しか知らなかったからなのか、手伝わないこと・厳しくすることが障害者と健常者が平等だということ、と考えていたようです。

でも、それが私には苦痛でたまらなかった。苦しくて仕方がなかったのですよ。

障害者枠ではなく一般枠で就職した場合

障害者枠での就職はほぼ最低賃金での就職になります。ですので、障害者枠を選ばずに一般枠で就職をする障害者も中にはいらっしゃいます。

そうやって一般枠で就職した障害者が、

「配慮が必要な手伝えることはなるべく手伝ってほしい。」

だった場合はどうでしょうか。

きっとそこにいる従業員や企業側はこういうことを言い出すと思います。

『一般枠で就職をしたのだから、健常者と同じことをしてもらう。それが社会人というものだ。」

これは、障害者は一生障害者枠でしか就職するな、と言っているようなものです。

障害者は一生、最低賃金で働けという、障害者差別に他なりません。

障害者枠だろうが一般枠だろうが、困っている人をみかけたら手助けをする。これは人として当たり前のことでしょう。

特に、配慮は必要だけれど業務に必要な能力が高く、周りの健常者よりも給料が高い障害者はこのような差別を受けることが多いようです。

その当たりはYouTube動画でお話しています。

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障害者と健常者を「対等には扱わなければいけない」けれど「同じことをさせる」のは違う

そもそも、障害者と健常者に同じことをさせるなんていうことは無理な話なんですよ。

例えば、手の不自由な人に手で重い荷物を持たせることは平等ですか? 障害者差別になりませんか?

脚の不自由な人に、自分の脚で走れということは平等ですか? 障害者差別になりませんか?

障害者に健常者と同じことをさせる。仕事という業務において、配慮無しで障害者と健常者に同じ仕事をさせるということは、これらと同じことを行うということです。

ハッキリいいます。

これらは全て障害者差別です。

「障害者と健常者を対等に扱う」というのは、

  • 障害者を見下さない
  • 障害者に過剰な同情を行わない

といったことを指します。

対等=中身を対等に同じ人間として見てくれ、変な目で見るなって事なのです。

軽度障害者、重度障害者、身体障害者、発達障害者、精神障害者などによって「対等に扱う」という方法? 意味合い? は変わってきます。

様々な障害者がいるので、そこは臨機応変に対応していただきたいものです。

障害者と健常者を対等に扱うのと同じことをさせるのは違う 最後に

[voice icon="https://www.xn--n8jvce0l6c.com/wp-content/uploads/2018/05/123.png" name="だいちゃん(∀)" type="r"]かなり真面目な話を長文で書いてしまったけれど、どうだったかな?[/voice]

[voice icon="https://www.xn--n8jvce0l6c.com/wp-content/uploads/2018/05/3.png" name="ひめちゃん" type="l"]だいちゃん(∀)がいつも痛い痛い(※人工透析のこと)しながら頑張っているの見ているから、凄く伝わったよ。

取り敢えず、障害者差別うんぬんより、だいちゃん(∀)を差別する奴は八つ裂きにするわ![/voice]

[voice icon="https://www.xn--n8jvce0l6c.com/wp-content/uploads/2018/07/irai475.png" name="ダイスケ" type="l"]ひめちゃん、八つ裂きは怖いお……。でも、僕もだいちゃん(∀)が障害者になった時からずっと一緒にいるので障害者の辛さ、理解されずに悔しい思いをしているのを見てきたから話を聞いていて胸が痛くなったお……。[/voice]

障害者差別を産んでいるのは、「無知」なのです。ただ、知識や経験、触れ合う機会が無いからだというだけなのです。

まず、障害者差別をしていないかどうか、自分の胸に手を当てて考えて見て下さい。

障害者差別をしないように、という考えを持っていただけたのであれば、まず障害者と触れ合う機会を自分で作って見て下さい。

だいちゃん(∀)

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だいちゃん(∀)

ブロガー&YouTuber&フリーライター 1級身体障害者 年間500冊ほどの本を読む読書マニア。勉強好きの資格マニア。簿記や法律に強い。 障害者関連の記事を執筆するのが得意。 暗い記事も書くけど、なんだかんだで自分の事をスーパー障害者だと思ってる変な人。お笑い好き。 インターネット上の嫌われ者www

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