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障害者

旧優生保護法で「不良な子孫の出生防止」として障害者らに不妊手術!

更新日:

ボーっとする赤ちゃん

どうも、だいちゃん(∀)(@syusoretujitu)です。

皆さんは、旧優生保護法を巡る障害者の問題について知っていますか? 障害者を増やさないようにする為に国が法律で障害者に不妊手術を昔は行っていたのです。

これは「優生思想」という、弱者は切り捨てるというとても危険な考えの元に作られた法律です。

旧優生保護法で「不良な子孫の出生防止」として障害者らに不妊手術!

先日、毎日新聞からこのようなニュースが流れていたので引用させていただきます。

国連の女性差別撤廃委員会が今月公表した対日定期審査の「最終見解」は、優生保護政策で障害を理由に不妊手術を受けさせられた人への補償を日本政府に勧告した。国内の女性障害者や支援者は最終見解を歓迎し、政府に履行を求めている。

最終見解は「不良な子孫の出生防止」として障害者らの不妊手術を認めていた旧優生保護法下、約1万6500人が本人の意思によらず手術を受けさせられたとされるのに、政府が補償や謝罪をしていないことを問題視した。「実態を調べ加害者を訴追し、全ての被害者に法的な救済や補償を提供する」よう勧告した。

出典 http://mainichi.jp/articles/20160313/ddm/041/040/064000c

旧優生保護法にはこのような条文が書かれているのですよね。

旧優生保護法

第一章 総則

第一条 【 この法律の目的 】
この法律は、優生上の見地から不良な子孫の出生を防止するとともに、母性の生命健康を保護することを目的とする。
第二条【 定義 】
第一項
この法律で優生手術とは、生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術で命令をもつて定めるものをいう。
第二項
この法律で人工妊娠中絶とは、胎児が、母体外において、生命を保続することのできない時期に、人工的に、胎児及びその附属物を母体外に排出することをいう。

つまり、障害児が生まれそうならば事前に防ぐようにそういった子供を産みやすい体質の人は避妊手術を受けさせられていた、という過去があるわけです。

 障害者を産ませないようにすることが国にとって良いことなのか?

はっきり言って、国民全体が精神障害者のような世の中なのに、障害者が生まれそうな人間に不妊治療をさせていた過去があるならば、当然、そういった手術を半ば強制的に受けさせられた人間は反発しますよね。当然の結果です。

そんなことも国は考えることが出来なかった。先を読む、未来を読む力がなかったとしか言いようが無いですね。

旧優生保護法

第六条 【 再審査の申請 】
第一項
前条第一項の規定によつて、優生手術を受くべき旨の決定を受けた者は、その決定に異議があるときは、同条同項の通知を受けた日から二週間以内に、公衆衛生審議会に対して、その再審査を申請することができる。
第二項
前項の優生手術を受くべき旨の決定を受けた者の配偶者、親権者、後見人又は保佐人もまた、その再審査を申請することができる。

第九条の二【 争訟の方式 】
第五条第一項の規定による優生手術を受くべき旨の決定に不服がある者は、第六条及び前条の規定によることによつてのみ争うことができる。

一応、不服の申し立ては出来るようですが、1万6500人も不妊手術を強制的に受けさせられたのですから、この部分の条文は機能しなかったのでしょうね。

障害児は生まれてしまうもの

そのそも人間の遺伝子というものは完璧ではないのですから、出産が増えれば増えるほど障害児が生まれる可能性は高くなります。

その障害児が事前検査で分かって、「生まない」と選択することに対しては私は賛成なのですが、(というより、産む人が決める権利があると思っています。産む人=育て親にだって人生があるわけですから。)しかし、それを親の意思ではなく、国が強制的に不妊治療を施すというのは人権侵害のなにものでもない!!

大切なのは、障害児が生まれることを事前に防ぐ為に不妊治療を国絡みで強制的に行うことではなく、障害児・障害者が生きやすい世の中を作り上げることに注力すべきでしょう。

当たり前のことを言わせるんじゃないよ。書いていて面白くもなんともないよ、当たり前すぎて。

でも、そんな当たり前のことを出来ていない日本という国。

「一億総活躍」

この言葉の中には障害者も含まれているはずです。しかし、このようなことを行っている国が一億総活躍出来るような世の中を作り上げることが出来るとは到底思えませんね。

障害者・障害児を舐めるのも、その子供を抱える親を舐めるものいい加減にしろ!! という感じです。

旧優生保護法で「不良な子孫の出生防止」として障害者らに不妊手術! 最後に

どこが「一億総活躍(笑)」だよ。全然、総活躍させる気ねえじゃねえか。

それどころか、障害児を排除しようとしていた過去がある。そんな過去があるのにこんな言葉を信じろというほうが無理な話だ。

本当にリップサービスでなく、一億総活躍をさせようというのであれば、今まで障害児が生まれる可能性があるからと不妊治療を無理やり受けさせてきた親御さん達にしっかりと謝罪し、賠償金を払うなどしてケアをすべきです。

それでも許される行為ではないですけれどね。

「一億総活躍」が出来る状況にないことは、国民全員が気がついていることなんだよ。

言葉だけじゃなくて、行動に移せよ、このカスが!!!

【参考文献】

旧優生保護法

だいちゃん(∀)

優生保護法について書かれている本です。

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だいちゃん(∀)

ブロガー&YouTuber&フリーライター 1級身体障害者 年間500冊ほどの本を読む読書マニア。勉強好きの資格マニア。簿記や法律に強い。 障害者関連の記事を執筆するのが得意。 暗い記事も書くけど、なんだかんだで自分の事をスーパー障害者だと思ってる変な人。お笑い好き。 インターネット上の嫌われ者www

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