どうも、だいちゃん(∀)(@syusoretujitu)です!
私は障害者であっても生産性は必要だと思っています。
社会的貢献も。具体的には働いて税金を収め、子供を産む。障害者だからといって甘えてばかりいてはいけません。
障害者にも生産性は必要だし、社会的貢献はしたほうが本人の為にもなります。
障害者にも生産性や「社会的貢献」は必要だ!
障害者は就職活動の時なんかでも障害者枠なんかで優遇されているだろ! というようなことをたまに言われるのですが、企業の障害者枠ってそんなに機能していなくて、ハローワークなんかに求人は出ているけれど、その大半は採用する気は無いけれどハローワーク側に頼まれたから仕方なく”形だけ”求人を出していたり、無料で出来る企業の宣伝広告になるから求人を出していたりする。
なので、障害者が特別に健常者より採用されやすいなんていうことは全くありません。やっぱり障害者枠があっても健常者より就職活動は不利になります。
私も障害者枠で求人に望んだときは20社くらい連続で落とされたのに、障害を隠して応募した途端に一発で採用になったこともあるので、そういった日本の障害者雇用の仕組みに腹が立つこともあった。けれど逆に、
「障害者だから何も出来ませ~ん! でもお金は下さ~い! 楽して生活していきたいで~す!」
という障害者も見てきたから、人事側もそういった”爆弾”を採用してしまわないように必死なのも分かります。
生産性の無い人間にお金は発生しない
これ、自分への戒めの為に書いているというのもあるのですが、障害者だろうと健常者だろうと「生産性」の無い人間に賃金は発生するはずが無いんですよね。
どういう意味かと言うと、例えば50円で仕入れた材料で100円で売れるパンを作ったとします。すると、その人は50円分の利益を創出したことになります。単純計算で50円の価値がある人材です。それを1時間で20個作ることの出来る人材なら企業側が儲ける分も含めて、時給1000円くらいの価値のある人材です。だから企業も賃金を人材に対して支払います。
障害者だと給料の半分くらいは国から補助金が出ると仮定して、1時間に10個くらいはパンを作れる人材じゃないと雇う価値が無いわけです。
こういうのを私は生産性と呼んでいるのですが、汚い話になりますが金を生まない人間に人材としての価値は無いんですよね。だから、障害者だって全く生産しない、働かないでお金だけ下さい、というのはさすがにむしが良すぎると思うんです。
日本は適材適所が出来ていない
じゃあ、障害者雇用枠が機能していないのが正当化されるのかといえばそんなことはなく、今の日本のように障害者雇用枠で入っても健常者と同じ仕事をさせられるだとか、「適材適所」が出来ていない為に雇用主と障害者従業員の両方が不幸に陥っていると思っています。
社員の70%が『知的障害者』 日本理化学工業という会社が凄い!
これ、私が以前書いた記事ですが、適材適所とは意味合いが違ってきますが、この会社は作業工程を障害者に合わせることで障害者雇用に成功しています。
このように、障害者も「働ける環境」さえ整っていれば働ける! という人材も少なくないのです。逆に、金さえ貰えれば適当に仕事をしてもいいだろ、という甘い考えの障害者も少なからずいるから、企業側も金さえ払っていればいいだろ。文句言うな、というような状況になっています。
障害者にも生産性や「社会的貢献」は必要だ! 最後に
障害者もやりがいを求めている
例えば私は某IT企業で1日8時間、迷惑メールをずっと削除し続ける仕事というのをやらされていたことがあります。私以外の誰も従業員のいない席で。
確かに、賃金は普通に貰えました。楽な仕事ですよね、忙しい仕事の人たちからすれば。しかし、私は精神を病み、退職しました。何故かといえば、
「やりがいが無い」
からなんですよ。迷惑メールを削除し続けたって誰からも喜ばれるわけでもない。社会に貢献出来ているわけでもない。そして、誰からも褒められるわけがない。
そんな状況下で働いて、お金だけ貰えて、そんな仕事で満足出来るはずがありません。そりゃ、お金さえ貰えてあとは適当に仕事をしていればいいだろ、的な人もいますが、そんな障害者ばかりではなく、多くの障害者は仕事に「やりがい」や「社会的な関わり」を求めています。必要とされたがっています。(だからといって、やりがい搾取は辞めてもらいたいですが。。。)
そのことを、もっと世の中の人たちに知ってもらいたいです。
だいちゃん(∀)
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