どうも、だいちゃん(∀)(@syusoretujitu)です!
私は人工透析患者です。内部障害者です。
内部障害者なので見た目には分からない、健常者と変わりありません。しかしそんな「見た目には分からない」障害者だからこそ辛いことがあります。
そういった人工透析患者の内部障害者の辛さについて書いてきます。
目に見えない障害を抱えているから辛いこと
見た目は障害者だと全く分からないし、一緒に遊ぶ友達も私が障害者だと一緒に遊んでいるときは忘れていることでしょう。
そのくらい、私の抱えている身体障害(慢性腎不全・人工透析)というものは、分かりづらい、理解されにくい障害です。
身体障害者になってからというもの、合併症の一つである鬱病のようなものを発症したり、強迫性障害(潔癖性の一種)を発症、皮膚が荒れたり、胆石が出来たり、色々な合併症が現れています。
つい最近までは、家庭環境も荒れていた為、私の心も荒み、自殺未遂を過去にしたこともあってか、
「別に死ぬことが怖くない。」
という状況でした。しかし、これは危険信号だと自分でも良くわかっています。感情が、死んでしまっているのです。
でも、ここのところ、少しづつですが感情も戻りつつあります。
それどころか、
「苦しみながら死にたくはない。」
と思うようになってきました。
しかし、この間の人工透析の帰りに、病院の看護師からこのようなことを言われました。
「身体の荒れ方が酷いみたいで、ベッドに血がよくついています。腕からも。次からはバスタオルを3枚は持ってきて貰えませんか?」
何か酷いことを言われたんじゃないか? と思わせるような前置きでしたが、そうではなく一般的なことを言われただけです。
「薬を出しましょうか?」
とも言ってくれていたので、別段問題はないかのように思えます。
「自分で皮膚科にかかっているので大丈夫です。」
と言って断りましたが。
ただ、看護師の顔が引きつっていた。
身体の荒れ方が酷いから引きつっていたのか、私にバスタオルの件を伝えるのに気を使ったからなのかは分かりません。
患者は意外とこういう看護師の表情を見逃さない。
「もしかして、私の血が気持ち悪かったからなのか?」
という、一種の被害妄想のようなものも場合によっては膨らみます。
この件に関しての真実は本人にしか分かりませんが、例え看護師だろうと医療従事者だろうと、患者を気持ち悪いと思うこともあれば、患者にムカつくこともある。それは人間として当然のこと。医療従事者は聖者じゃない。
看護師は白衣の天使ではなく、ただの羽の生えていない一般人だ。
医師は、ただ普通の人より金持ちに育ったか、勉強が出来るだけで、やっぱり一般人だ。神様ではない。患者に対して色々な感情が渦巻くことはあるでしょう。それが人間として当然なのですから。
ただ、患者だってちょっとハンデを抱えた人間です。やはり医療のプロとして、私の我が儘(わがまま)ですが、「顔」にはそのような感情を出して欲しくないというのが本音です。
プロの医療従事者になるには、我慢・忍耐・知識・思いやりの心の他に、
「演技力」
も必要なのかもしれません。患者を傷つけない為のね。
目に見えない障害を抱えているから辛いこと 最後に
どうしても、私のように「目に見えない」障害を抱えていると、自己管理が足りないからいろいろな合併症が発症するんじゃないか、と偏見で言われることもあります。
酷いのになると、「努力が足りないから病気になる」と言われたこともあります。努力で病気が治るなら医者は今頃ホームレスだらけだっつんだよ!
あとは、
「同じ病気の人でも、あの人は何もなっていない。自己管理がしっかりしているから。」
という言葉。同じ病気でも症状は千差万別。比べるべきものじゃない。
例えば、同じ透析患者でも、土木で働ける人もいれば、足を切断しなければいけない状況まで悪化する人もいる。
「同じ病気」という括りで考えていいものではないでしょう。
医療関係者に理解されないようでは、健常者から理解を得るには私の行動では、まだまだ時間がかかりそうです。
だいちゃん(∀)
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