自分が病人なことが原因で、医者の知り合いは多いです。
どうも、だいちゃん(∀)(@syusoretujitu)です!
私は貧困家庭で育ちました。
私は別に医者になりたいと思ったことは無いのですが、家が例え貧乏だったとしても医者になりたいという子供はいると思います。
そういった貧乏な家庭の子供が医者になりたい、といっても恐らく金銭的な問題で無理でしょう。
貧乏な家庭の子でも医者になれる世の中に
家庭教師を頼む家庭は、金持ちばかりではなく、貧乏だけど塾の勉強についていけなくて、仕方なく頼む家庭も比較的多いです。
勉強したくないのに無理やりやらされてる富裕層の人もいるし、勉強したいのにお金がなくて塾にも通えない貧困層の人もいる。おかしな世の中だよね。
そんな「貧困層」の家庭で家庭教師をやっていると、なんだか切ない気持ちになります。
例えば、
『小さい頃から医者に憧れている。病気の人を救うのってなんだかヒーローみたい。だと。でも、家が貧乏で塾すらろくに通えないから、独学で医者になるだなんて多分無理だろうなぁ……。』
と子供ながらに言う生徒がいるのです。
私としても家庭教師、教える仕事をしている人間の端くれとして、
「お金がなくっても、努力すれば医者になれるさ!」
って胸張って言ってあげたい。
でも現実問題。お金が無いと今の日本では医者になることは出来ない。
だから、生徒のこの言葉を聞いて胸がとても苦しくなりました。そして、自分の無力さも同時に……。
まず、貧乏な家庭で育った子は塾などに通ったことがない。通っている学校の環境も悪い(周りの友達も勉強をしない。)だから、「独学」での勉強方法自体が分からない。
たとえ「独学」ができたとしよう。でも大学入試は運の要素も強いのに、もし落第した場合、浪人するの? 浪人するための資金は?
医師になるには最低6年間は大学に通わないといけない。その学費は?
それ以前に、大学受験費用は?
貧乏人が奨学金なんてかりて医大なんて通っていたら奨学金返すのにいっぱいいっぱいで学業どころじゃなくなる、医師になったとしても心に余裕がなくてまともな医師に育つ可能性は、裕福な家庭の人に比べて低いんじゃないかな。
もちろん、そんな逆境を乗り越えて医師になった人もいる。
でも、誰にだって真似の出来ることじゃない。
金がないと叶えられない夢もあるのが現実だ!!
悔しいよな。
貧乏な家庭の子でも医者になれる世の中に 最後に
せめて、医者に限らず、
「塾に行きたい」
と思っていて、そのくらいのことは叶えることの出来る世の中であってほしい。自分がそうだったので。
河合塾に通いたかったのでそれが叶わなかった。
だから、学校の帰りには毎日、河合塾の横を通って、中の様子を眺めて、そして自転車で帰宅していました。
中学の頃までは塾に受験前だけは通うことが出来ていました。でも、高校でも塾に通いたかったのに、家が貧乏だった為にその夢は叶いませんでした。
この問題が解決すれば、日本の医師不足だって解決の手助けになるはずなんだ。今は感情的に書き綴っているだけだけど、そんなに的外れなことは言っていないはずだ。
どうにかして、家が貧乏でも「ちゃんとした勉強出来る環境を整えてあげることのできる」仕組みを世の中に作ることが出来ないか?
そんなことばかり、最近は考えている。
だいちゃん(∀)
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